長岡花火

花火が終わりホテルについて

感無量の中

綴っています

 

長岡花火は

慰霊と復興の花火

 

その花火一つ一つに

想いが込められていて

地元企業や人達の魂の結晶である

 

当日の朝から準備をして

花火に備えた

 

街中人だらけ

みんな、花火に思いを持って

ここまでやってきたんだなと

駐車場の車のナンバーも

県外ナンバーが沢山

今日の日本の中心はここであった

 

彼女ご自慢のデジタルカメラ

沢山写真を撮るつもりであったんだろうが

花火がはじまると

撮ることも忘れ

ずっと花火を見てた

その姿がとてもとてもとても。。。

美しく、艶やかだった

 

僕は女性のネイルが大好きだ

彼女もネイルが好きなのだが

会社の都合もあり派手なネイルは禁止されているのにもかかわらず

ギリギリのラインの花火模様の素敵なネイルをしていた

ネイルにすぐ気付き僕がとても綺麗!!

と、言うと

いつもなら何故か謙遜する彼女だったのだが

今回は、でしょ?でしょ?もっと褒めて!

と、子供のようにはしゃいでた。

 

それくらいこの花火大会を楽しみにしてくれていたんだなと、嬉しく連れてきて良かったと

そう思った。

 

花火の中盤にフェニックスという

目玉の演目があり

 

それはもう圧巻で圧巻で

見とれていて

綺麗だね、凄いねってふと、顔を見ると

感動して泣いていたのだ

それを見て僕は彼女の手に触れると

彼女は強く握り返してきた

その手を握る強さに

彼女が伝えたいであろう気持ちが聞こえてきたように感じた

 

最後まで見届け

感無量の中民族大移動を抜けながら

帰ろうとしてると

 

彼女が僕の手を握りしめてきた

ありがとうの気持ち、嬉しいの気持ちが

伝わってきたので

僕も楽しかったよと

思いを込めて強く握り返し

 

次来る時は

お互いの両親も連れてくるか!!

親孝行しようぜ!!!

との僕の言葉に

笑顔で頷く彼女

 

そんな彼女が今、ホテルのお風呂で

aikoの花火を上機嫌に歌っている

 

この後の僕の仕事は

彼女の髪の毛を汗だくになりながら乾かし

終わると風呂に入って

絶対先に寝ている彼女を起こさずに同じベッドに入る、又はソファーで寝る

 

この仕事は外泊では僕のルーティンワーク

いつも通り平常運転

 

さ、そろそろお嬢様がお風呂からあがってこられるので、準備しますか

 

ほんと

最高だった

長岡花火